通勤で自転車を使う方も多いですが、暖かくなって来ると気になるのが汗ではないでしょうか?
休日に近所を少し走るくらいならシャワーや着替えなどで汗対策は出来ますが、通勤となるとそれらが難しくなります。
制服のある職場でしたら会社で着替えるので洋服の汗染みを気にする事はないでしょう。
しかし制服がなく私服の場合は着替えを持って行くのも荷物になるし大変…
夏は自転車に乗るとサドルに腰掛けっぱなしになるので、特にお尻の汗が気になる女子が多くなります。
みんなの汗対策を参考に、汗や匂いについて調べてみました。
■自転車に乗るとお尻の汗でパンツが張り付く!何とかならないの?■
サドルに座って一生懸命ペダルをこぐとどうしてもお尻に汗をかいてしまい、パンツが張り付いて気持ち悪い思いをしますよね。
夏場は仕方ないかなと諦めていませんか?
お尻汗に効く薬用デオドラントクリームを発見しました!その名も「ヒップリップ」です。
クリームタイプの薬用デオドラントで朝晩塗れば一日中臭わずサラサラすべすべで過ごせる優れものです。
汗は乾くと嫌な匂いを発しますがヒップリップはその匂いの原因である雑菌を元から断つため匂いません。
毛穴から吹き出る大粒のお尻汗もしっかり抑制して汗が流れないようにしてくれます。
これまで匂いや汗を気にしてワキ用の制汗スプレーを利用されていた方も多かったと思いますが、肌トラブルの報告も多数ありました。
ヒップリップはお尻専用のデオドラントクリームなので安心して使う事ができます。
お尻専用とはありますが、なんとお尻以外にも使えて首やワキ、背中や太ももにも使えます。
女性なら特にデリケートゾーンやアンダーヘアのムレから起こる匂いに悩む方も多い事でしょう。そんなお悩みもヒップリップで解決です。
ヒップリップは塗るとさらさらの質感になります。ワキ用のロールオンなどは塗った後ベタつく物も多いですがさらさらになるのでパンツがくっつきません。
自転車のみならず、夏の暑い時期のデスクワークの女性にもおすすめです。そしてもちろん男性も使用することができます。
■そもそも自転車に乗っても汗をかかない方法ってあるの?■
まず、休日に自転車に乗っている時と通勤で自転車に乗っている時を比べてみてください。
汗をかくのは通勤時ではないでしょうか?ゆったりとした休日に自転車で出かけてもそれほど汗は気にならないはずです。
それはなぜか?通勤時はタイムリミットがあり、何分の電車に乗りたい、何分までに着きたい!と慌てて自転車に乗っているからです。
ペダルを一生懸命漕ぐと、やはりそれだけ運動量が上がるので汗はかきやすくなってしまいます。
汗をなるべくかきたくなければ、時間に余裕をもち、ゆっくりのペースで漕ぎ続けるようにするだけで汗の量は少なくなります。
そして荷物は体に接触させないようにすると良いでしょう。リュックなどを背負うと体と外気の接触を遮断し、熱がこもり汗が噴き出します。カゴを利用しましょう。
ギア付きの自転車なら、スタートする時はローギアから始め、足に入る力を少なくして下さい。
スピードに乗り始めたら徐々にギアを上げ、体にかかる負荷をなるべく低くすることで汗の量も減ります。
そして目的地に近づいて来たらこぐスピードをゆっくり落としていきましょう。これは体のクールダウンも兼ねています。
ただこれだけの事ですが、走行に気をつければかなり汗の量を抑えることができます。ゆとりのある自転車通勤をしましょう。
■カゴのない自転車でリュックを背負う時の汗対策は?■
自転車ブームによって様々なタイプの自転車を街中で見かけるようになりました。
スポーツタイプの自転車には前かごや後ろの荷台などが付いてる事が少なく、どうしても荷物は背負うか肩にかけるかして持ち運ばなければなりません。
先程汗をかかないようにするためには荷物を体に密着させないことと言いましたが、カゴのない自転車の場合におすすめの方法がありました。
まず、先程紹介したヒップリップをつける方法です。ヒップリップはお尻専用とありますが、ワキや太ももなど全身に使えます。
汗をかきやすいワキや、背中などに朝出かける前に塗ると良いでしょう。
そして荷物を入れる物ですが、両手があくリュックを選ぶ方が多いでしょう。
リュックだと、背中が密着して汗が蒸発しないため背中がびしょびしょになって恥ずかしい思いをした方も少なくないようです。
そんな背中汗を解消するのはパネルです。背中とリュックが密着しないようにするための専用パネルが販売されています。
このパネルを背中とリュックの間に装着すれば空間ができ、空気が流れるため洋服が汗でビショビショになる事を防いでくれます。
リュックには最初からパネルが組み込まれているものも販売されており、サイズも色々あります。
これから購入を考えている方はこちらの一体型を選ぶのも良いでしょう。
■自転車通勤で汗染みがすごい!みんなの対策は?■
時間にゆとりをもってゆっくりと自転車をこいでも、真夏の炎天下はどうしても汗をかいてしまいます。
どんなに対策してもかいてしまう汗。匂いが出なければそれで良しとは言えない理由は洋服の色が変わるほど汗が出てしまった時です。
そんな汗染み対策、皆さんはどうしているのか調べてみると洋服の色で工夫されていました。
黒っぽい色の服だと汗で濡れても色が濃いので濡れている感じが分かりにくいようです。
1番汗をかいたと分かりやすいのが淡めの色、グレーなどでしょう。ちょっと脇汗をかいただけでもその部分が濡れて濃いグレーになります。
汗をごまかせるのは濃い目の色の洋服です。そして素材も化繊100%の物を選ぶとかいた汗が乾きやすいという利点があります。
肌触りは綿が心地よいですが、速乾性で選ぶなら化繊だと言えます。パリッとした素材のものもあるので、肌に密着しない分乾きも早いのでおすすめです。
そして色や素材以外でおすすめなアイテムはインナーです。
サイクリングパンツなどの専用のインナーが1番効果が高いですが、価格とピチピチの履き心地が実用的じゃないと感じるでしょう。
サイクリング専用でなくとも、汗ジミ防止用に手頃な価格で売られているインナーがたくさんあります。
女性用もあるので、自転車に乗る前に装着し、必要のない時は脱いでしまっても良いでしょう。
インナーをはくことにより、汗を吸収してくれるのでダイレクトに洋服に染み出てくることが防げます。
■自転車から降りた後の汗冷え対策は?■
自転車から降り、室内に入った途端冷房がガンガン。夏は気持ちの良い瞬間ですが長時間その状況が続くと夏風邪をひいてしまいます。
汗を吸った生地が冷房で一気に冷やされ、体も冷えすぎてしまいます。汗冷えの1番の対策は、汗で濡れた洋服を新しいものに取り替えるという事です。
しかし、夏は日中何度も汗をかきますし、そのたびに着替えるのは現実的ではありません。
ではどうするのが良いかというと、素材や機能がインナーの役割をもつ洋服を選ぶと良いでしょう。
どういう事かと言うと、インナー機能を持つ服とは汗の処理が早く、速乾性や通気性の高さが特徴です。
インナーを1枚着ても良いですし、インナー機能のある服を1枚で着るのも良いでしょう。
Tシャツタイプや女性ならタンクトップやキャミソール、ボトムはステテコ風からショーツタイプなど様々です。
このように、夏の汗対策は自転車の乗り方から身に付ける物、バックの選び方など全方面から汗対策を行うことにより快適に通勤通学ができます。
汗をかく事は決して悪い事ではありません。しっかり対策をとり、快適な自転車ライフを送りましょう。